平田 克明
農業試験場で果物の研究をする仕事をしていたが、30年前に一年発起、先代の観光農園を継承し、この平田観光農園を立ち上げた。農園に150品種の果物が栽培されているのは、この人によるところも大きい。いつもどこにいるかわからないミスター神出鬼没さんなので、なかなか会えないが、果物の栽培のことならなんでも知ってるから、見つけたらいろいろ質問してみよう。秋には焼き芋コーナーで目撃情報が多い。
加藤 瑞博
類い希なる分析力と発想力を兼ね備える天才。見た目で誤解されることも多いのだが、それも面白いと一笑する。会長と同じ鳥取大学農学部卒。国立大学農学部を出て農業をしている人自体少ないが(かわりもの?)どちらがはたしてかわりものなのか分からなくなっている世の中も面白い。入社10年を待たず平田観光農園 取締役常務に就任、2009年には、日本初の国産レーズンを製造する会社「株式会社果実企画」 を立ちあげ代表取締役に就任、現在に至る。ちなみに彼の車はリフトアップしたランドクルーザーといって助手席がとても高いところにある。奥様が乗り降りたいへんなので、もう1台ランドクルーザーを買った。意味が解らない。
平田 真一
平田観光農園の3代目。先代が築き上げてきた日本屈指の観光果樹園というレールに乗ったとき、先代の筆舌尽くしがたい苦労と、それを克服してきた強靭な忍耐力を目の当たりにした。現在そんな苦労も知らずに育ってしまった自分を恥じ、恩返しするために奔走中。もう一方で、世襲農業の限界を感じ、会社組織で能力があるものがどんどん上に上がれる、多くの知恵を集結して困難を克服できる農業を目指している。友人から昭和50年製のスポーツカーを預けられ手を焼いている。それでも妻よりは扱いが楽そうだ。
田邊 純事
大学卒業の時、弊社就職を誘ったが、大手上場企業に就職。ずーっと「うちにおいで!」とテレパシーを送り続けたところ10年ぶりに実現!思えば叶うものだ。カープ初優勝の時の2番三村敏之を彷彿させるバントの名手。どんな仕事でも、大振りすることなくきっちりバントを決める。安心して任せることのできる男だ。
末國 周祐
熊本で飲食店のマネージャーとして修行してUターン。見た目は一休さんのようだが、「この橋、わたるべからず」と聞いて真ん中をわたる様なとんちは利かない。でも、橋を飛び越えようという根性と気合はいつも持っている。とにかく明るい末國君は気分の落ち込んだ時にそばに置いておきたい。
小林 幸敏
平田観光農園で、りんご・なし・さくらんぼ・西洋梨・栗などを担当している。えーそんなに育ててるの!とびっくりされる方もいるだろうが、農業一筋40年のこの男は「へっちゃらへっちゃら」とぜんぜん気にしていない。ツナギをこよなく愛する彼は、いろんな色のツナギを持っている。ありえない色も時々ある。きっとお客様と農園とをしっかり繋ぎたいとも思っているはずだ。
八木原 勇士
日本を守るためにと海上自衛隊に入隊し、ヘリコプターの操縦士だったが、日本の安心安全は『食』からでしょ!って農業界に飛び込んできた。ある意味正しい。だが、農業をしようと、埼玉から広島県三次市を選ぶところ、さすが、狭いところにランディングできるヘリコプター操縦士ならではである。ちなみに農園のスタッフ全員を並べて、「どの人が元自衛官でしょうか?」と聞けば、回答者全員が正解しちゃうほど見た目と素行が自衛官なので、どんな農業人にかわっていくのか、これからが楽しみである。
藤野 奉代
なんと小学1年生から高校生3年生まで5人の子供を授かった幸せ者。少子高齢化が心配される世の中にあって、藤野家だけは大盛り上がりな感じがうらやましいですね。地域創生の鍵は藤野家にあるのかもしれません。
則宗 智毅
桃、すもも、りんご、梨、さくらんぼ、西洋梨担当。則宗というと、キャー!刀剣乱舞の一文字則宗さまーって人もいると思うが、ちっともそうでない。料理が得意。その中でもお好み焼きを作るのが上手。広島あるあるである。とても優しい性格で、本をたくさん読み、映画なども詳しい。まさに彼氏にするにはもってこいである。
増田 尚哉
若いのに哲学書を読むのが好きという、いまどきの若者には珍しい。家にはテレビなどという俗物はなく、日々人生のあり方について学んでいる。「ねえ、最近なんのドラマが面白い?」ってすぐ質問してくる平田社長とは大違いだ。好きな哲学者は汎神論を唱えたスピノザ。ちょっと神道に似てるんじゃないのっていう人もいますが、神道では「自然のあらゆるものに神が宿る」なんですが、汎神論は「自然のあらゆるものが神」なんです。もうお腹いっぱいですね。続きは平田観光農園で。
酒井 真梨
福島県の農業界エースとの評判で、ドラフト1位指名で2021年に入社した新人。お父様も福島で農業をされており、震災から10年経った今でも風評被害があるとのこと。それでもたった一人でも買ってくれる人のために農業続けるって言葉に感動。ペットは馬。学生時代は馬の餌代のためにバイトしていたらしい。福島農業の未来も明るいぜ。
瀬戸口 輝
国立大学出身で入社は11人目、そのうち半分はT大。国立大学が優秀とかではなく、国立大学から農業に入ってくる人少ないので数えてみただけ。農業高校出身でも農業をしない人が圧倒的に多いから、ほんと珍しいのだ。 世界を旅する中で、食料と農業がどれだけ大切かということに気づき、これからは農業だっと飛び込んできた。これからの農業20世紀最大の成長産業とわれています。Z世代の手がける新しい農業の可能性に期待したいものです。
農園パティシエールみのりんごちゃん
ぶどう栽培を学びたいと門をたたいてこられたのですが、実は世界の舞台で腕に磨きをかけたパティシエールさんでびっくり。人を幸せにするスイーツを創り出すので、すっかり平田観光農園のSNSは彼女の作品だらけに。ところが彼女は素材になるくだものを栽培してくれてる人にスイーツを食べてもらえることが何より幸せと話す。こちら宇山さんがリーダーをつとめるMTS(マザーテレサシスターズ)に入会をしており、すべての動物たちに無限の愛を注いでいる。 ※本人の希望でニックネーム「農園パティシエールみのりんごちゃん」として現在活動中。
藤澤 加恵子
カフェnoqooをきりもりする、アウトドア大好きスタッフ。ご主人とは高校からのつきあいで結婚してずっと一緒というなんとも羨ましいご夫婦なのである。藤澤さんは、うちの主人は魔女によって熊にかえられたと言っているようだが、もともと熊のような風貌で、仕事が木こりということなのである。どんな話題も拾ってくれる名レシーバーである。
山本 美琴
noqoo担当。福岡出身なのでギータじゃん!ってベタな表現をしそうだが、そもそもギータは広島出身なので、ホークスのギータとは関係ない。(旧姓:柳田さん)新婚さんで、ご主人さんも農業関係のお仕事ということで、日本の農業を一緒に盛り上げていきましょう!ってご主人にはお会いしたことないのだが、すでに心の中では同志で勝手にシンパシー。
佐々木 香
青春時代バブル真っ盛りで、すっかり調子に乗って踊っていたが、大人になった今は、日々家族のことや、わんちゃんやねこちゃんに愛情を注ぐ。農園のMTS(マザーテレサシスターズ)のひとり。農園の若いスタッフの相談にもよくのってくれて、とても助かっている。<br>※衛生上の都合により、いちごのかつらはNGでした。
浜崎竜児
浜崎姓の愛称は「はまちゃん」が一番多いと思われる。浜がつけばなんでも「はまちゃん」でも、浜崎あゆみさんは、「お浜さん」と呼ばれ、ちびまるこちゃんに出てくる、浜崎憲孝くんは「はまじ」である。とはいえ、やはり、釣りバカ日誌に出てくる、釣り好きお気楽サラリーマン、浜崎伝助が一番有名だから「浜ちゃん」。うちの浜ちゃんは、かっぷくのよい心優しく明るい性格で、まじめに働く浜崎伝助といった感じ。早くみち子さんを見つけてほしい。
安田 佳加
なんと95年つづく筝曲のお家元なのです。あと5年で100周年ですから、なんかあっちゃいけません。全社を挙げてお守りします。100年といえば、一青窈のハナミズキですね。君と好きな人が百年続きますように。じ~んときます。ちなみにハナミズキ、カフェnoqooに植わっていて、初夏に見頃を迎えます。サクランボ狩りの季節にぜひご覧ください。
若鳥 聖夏
農園ではワカトリーヌという愛称で呼ばれています。カトリーヌといえば、シェルブールの雨傘とかで有名な大女優カトリーヌドヌーブですね。カトリーヌドヌーブのような、どこかフランス人のような目力のある女性で、新商品の開拓をすすめるなど、販売という仕事に誇りを持つがんばりやさんです。
田邊 恵里香
農園のインフォメーションのとてもでっかい黒板を描いてくれているので、農園にお越しの際は必ず見てほしい。看板を描いているから看板娘ということではない。それにしても看板娘ってあんまり聞かなくなりましたな。看板は室町時代くらいからあるらしく、お客様を引き付けるために必要なものだったようですけど、今は、星ランキングやSNSで調べて、ググって、タグってお店に行くので、それ自体が引き付けるものにはなっていないかもしれませんな。脱線しましたが、とにかくとても良く気付いて、しゃかしゃか動いて仕事をしてくれているしっかり者です。
宮本 勝昭
平田観光農園の打たれ強いナンバーワンの事務長。幼少の頃から理不尽が友達という彼は、とにかくパワハラとか理不尽とかいう言葉がごちそうに見えるらしい。漫画ワンピースでいえば、トニートニーチョッパーのような存在。トニートニーチョッパーのように、ややおだてに弱い一面はあるが、仕事の正確さと速さは間違いない。
上田 直子
心が瀬戸内海のように穏やかで、きっとあまり腹が立ったり、へこんだりしない人だと思う。子育てとバレー部に燃えるがんばりやおかあさん。
岡 佑果
平田観光農園のデザイン担当。青春を舞台芸術に注ぎ、大学時代には合コンもせずひたすら舞台やアートの世界にどっぷり浸かっていた。見た目とはうらはらに、芸術を通じて人の生き様を見つめるなどアバンギャルドな人生を送っていたが、ふと「婚活も大切よね。」と現実的な思いに至り、ふるさと広島に戻ってきた。若いころにエディット・ピアフのシャンソンに出会い、デジタル化されてない声が聴きたいと、ネジ式の蓄音機「愛称:捨一さん」を手に入れ、SPレコードで聴くというこだわりよう。婚活の甲斐あって結婚を機にやまなみからしまなみ街道に移住し、現在はテレワークで働いている。