すもももももももものうちと言いますが、これらは核果類と呼ばれています。平田観光農園で栽培しているくだものではさくらんぼとももとすももと西洋すももとネクタリンとあんずとうめがそれにあたります。真ん中に大きな種があるのが特徴です。さくらんぼは大きくないでしょって思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、あの果実のサイズにしてはかなり大きな種といえます。ももの種と言っているのは種が入っている硬い部屋で、実はその中に種があるのです。梅の種も固い殻を割ると中から白い種が出てきますよね。逆にアーモンドなどはその種を食べているわけですね。そうやって種が固い部屋に守られているので、基本的に皮が薄いのが特徴で、ガブリッっとかぶりつけるのがいいところです。実はこの外の皮、ポリフェノールや食物繊維摂取にもってこいで、皮ごと食べることを断然おすすめいたします。すももなどは白い粉を噴いていて、「え?農薬?」っと思う人も多いのですが、これはすももが自分を乾燥や虫たちから守るためのブルームと呼ばれるもので、ぶどうやりんごにもみられる新鮮な証です。あとももの毛は、水洗いすれば落ちますので、皮ごと食べることができますよ。
栗の花は面白くて写真のようにヒトデのようにびろーんと伸びて、むせかえるような香りを出します。昔からちょっとエロい匂いということで、栗の花でちょっとエロめの俳句などが詠まれているようです。これは雄花で、その元に雌花があって、受粉が終わると雄花は落ちて幼果が見えるようになります。幼果は米粒ほどちっちゃいのに、ちゃんと栗のイガイガの形をしていて、とても健気なんですけど、クスサンという巨大な毛虫にたべられちゃったりします。今年も一部の栗の木にいっぱいついていて、ものすごい勢いで葉っぱをたべていました。刺したりはしないので、手でとったり、叩いたりして落とすんですが、昔はこのクスサンで釣り糸(テグス)を作っていたとか聞いたことがあります。ものすごく鮮やかな黄緑色できれいなんですが、まあ毛虫なので無理っていう人もいるでしょうから画像はやめておきます。栗は9月上旬から拾えるようになる予定です。そのころは飛び立っているので毛虫はいません。安心してください。
最近農園の生き物シリーズっぽくなっていますが、今回ご紹介するのは、ホタルとともにこの季節に会いたい生き物、モリアオガエルです。絶滅危惧種とされていますが、広島県では安芸太田町加計の吉水園を代表として、あちらこちらで出会えます。この平田観光農園でも毎年森からでてきて、小さな池の上に「延命のコブクロ」っていう白い泡のかたまりをつけます。なんといっても、この季節の画は雨と紫陽花とカエルですよね。昔、カエルの上に妖術師か忍者かなんか乗ってたなと思ったのですが、あの方はNARUTOの中にでてくる、ナルトのお師匠さんで名付け親の自来也なんですと。で、その元になったのが、江戸時代の連載小説「児雷也豪傑譚」(じらいやごうけつものがたり)だそうで、その中では、かえるを操る自来也と、なめくじを操る綱手、大蛇を操る大蛇丸の三すくみの戦いを描いたものだとか。歌舞伎とかにもなっているそうですよ。どうでもいい話なんですけど、平田観光農園に毎年研修に来るヨーロッパや南米からの研修生に「日本のアニメ何かしってる?」って聞くと「ナ~ル~トゥ~」って。日本のコンテンツビジネス輸出額は順調で、200億を超えて、2020年には500億という話も。地球上のいろいろな生き物が、それぞれにがんばっているというお話でした。 延命のコブクロ
蛍の季節がやってきました。ここ平田観光農園のある三次市でもあちこちで蛍祭りが開催されます。古来より日本人は蛍を儚いものと捉えることが多いですよね。実際、成虫になった蛍は、食物をとることができず、わずかな水だけで一週間ちょっとの命を燃やし、美しく光りながら恋人を探すのですから、日本人にはたまらない存在です。鳴かないのも奥ゆかしくて、昔から短歌でもよく詠まれてきました。 鳴く声も聞こえぬものの哀しきは偲びに燃ゆる蛍なりけり 藤原高遠 さゆり葉のしられぬ恋もあるものを身よりあまりて行く蛍かな 藤原定家 ちょっと気持ちが沈んできますよね。野坂昭如先生の『火垂るの墓』を思い出すと、もう絶句です。この写真はサクマ式ドロップスならぬさくらんぼドロップス。
三次の鵜飼がはじまりました。9月10日まで19時30分スタートで毎日開催しています。  鵜飼の楽しみ方ですが、まず電話で予約をします。貸し切りも可能なので、人数や予算に応じてお気に入りのプランを予約してください。当日は、まずコンビニで缶ビールとおつまみを買って乗船場に集合、そこにもし売っていたらアユの塩焼きを買います。それをツマミに、夕涼みしながらビールをキュっと。それから船に乗り込み出航します。漕ぎ手に身を任せて、鵜匠の技を楽しみながら、「400年前の人もこんな感じで楽しんでいたんだろうな」っと歴史に思いをはせながらビールをキュっと。いや、結構すてきな体験であること間違いなしですよ。  ちなみに、三次市観光協会さんによると、鵜は一度つがいになると生涯パートナーを替えないそうなんですが、な、なんとあのオシドリのオスはすぐに浮気をしてしまうそうで、仲のいい夫婦は、鵜夫婦と呼ぶべきだと。うふうふだと夜もうふうふなので、たしかに仲の良さそうな響きですね。  ゆっくり出かけて平田観光農園で楽しんだあとに、夜から鵜飼なんてのもいいでしょう。夜遅くなるので、三次で宿泊される場合は素敵なクーポンももらえるとか。さあ今年は400年以上の歴史ある三次の鵜飼にお出かけください。