プラム愛について語ろう!プラム座談会

いよいよ6月末からプラム狩りがはじまります。毎年なんですが、プラム狩りがほかのものと比べて人気がない・・・そもそもマイナーすぎてしらないという方が多いので、農園のプラム大好き3人が集まってプラムについて語ろうという会を開催。ゲストはプラムファン歴半世紀・・・栽培も担当している平田克明会長、プラムファン歴10年の加工場佐々木さん、プラムファン歴3年の若輩者名原でお送りします。愛が強すぎて長文です。心して読んでください。

左から佐々木さん・会長・名原・おまけにコロちゃん プラム畑にて

【名原(以下:名)】 では、まずプラムを好きになったきっかけを教えて下さい。半世紀ファンの会長からどうぞ。

【会長(以下:会)】 わたしは、原則すっぱい酸味のあるものが好きなんです。果物で酸味のある代表的な果物がすももなんですね。すももの「す」はすっぱいの「す」からきてるんですよ。しかも、完熟すももよりも、着色してすぐぐらいの酸味が強い時の状態の方が好きなんですよね。桃なんかでも硬い方が好きなんですが、日本人は結構甘くて柔らかい完熟しているものを好む傾向がありますよね。ヨーロッパの人とかは例えば果物に対して甘さを求めているのではなくて、機能性食品としてサラダ感覚で果物を食べるという習慣があります。だから皮も食べるしぶどうなんかは皮だけでなく種も一緒に食べるという人が多いですね。このあたりが日本人と違うところだと思います。結局これは好みの問題ですけどね~。

【名・佐】 なるほど・・・さすが世界を飛びまわっている会長、勉強になります。

【会】 プラムは大きく分けて3種類あります。ヨーロッパすもも、日本すもも、アメリカすももです。日本すももは、その昔巴旦杏(はらんきょう)と言われていた在来品種ですが、今はほとんど経済栽培品種として作られていません。昔日本すももがアメリカに渡ってアメリカすももと交配されて出来た品種が、現在一般的に流通しているすももの品種です。

【名・佐】 へ~~そんなんですね。じゃあ農園のもアメリカすももですか?

【会】 そうです、ここに生えてる「サンタローザ」とか「ビューティー」とか「ソルダム」とかはアメリカすももと日本すももの交配種なんですよ。 そしてヨーロッパすももの事を今総称して「プルーン」と言われています。これを見て下さい。日本とアメリカすももに比べて細長いです。プルーンというのはもともと「干したすもも」という意味なんですよ。

プルーンの子ども

【名】 へえ~そうなんですね!知らなかった!

【会】 プルーンの8割くらいが細長いですが、「アーリーリバー」という品種は丸いですし、紫色のものだけでなく赤や白っぽいもの等色々品種があるんですよ。

【名】 さすが半世紀ファンは愛だけでなく知識もすさまじい・・・ではファン歴10年の佐々木さんはどんなきっかけだったんでしょうか?

【佐】 私はもともとここに入社するまではプラムはお店で買ったものしか食べたことが無くて、甘くなく水っぽいものが多くって。それでここで食べたプラムがすごく甘くて美味しかったていうのが始まりで。それ以来ここの農園の中で採れる果物でプラムが一番好きです。

【名】 数ある農園の果物の中でですか?

【佐】 そうですね~。品種も色々あるし時期によって楽しめるのも良いですよね。みんなそれぞれ個性があるから、ちがう味を楽しめる!

【名】 私も佐々木さんと一緒で売店の方に進められて試食させていただいた時にほんとに美味しくって!プラムもですけど私はプルーンが大好きです。それこそ“ミキプルーン”の加工された状態でしか知らなかったのでこんな形をしているのかというのも初めてだったし、生で食べた時は衝撃でした。それからは毎年親戚にも送ったりして楽しみにしているんです。

【佐】 栄養的なもので言うと、女性にやさしいくだものですしね。ペクチンが多いから食物繊維が多いので便秘気味な人にもオススメだし、カリウムが多いから体の塩分を出してくれる作用があるので、高血圧の方にも良いんですよね。

【会】 ここの農園のプラムが美味しい理由は、ハウスにビニールをかけているのが大きいと思います。やはりハウス栽培はそれだけの施設費用がかかるので、まずそこまでプラム栽培に投資して作る人は少ないんですよね。 外で作った場合は色がついて早く取らないとすももが大好きな虫たちの被害が出てきます。だから早めにとらないといけないんです。

【名】 なるほど・・・!さっきからなるほどしか言ってないような・・・

【会】 あとはプルーンも雨にあたると実が割れてしまいそこから病気になってしまいます。だから早めに取らないと商品価値がなくなってしまうってわけです。 農園はギリギリまで樹上で完熟できるからあま~いプラムやプルーンにすることができるんですよ。

【佐】 この畑は会長が奥さんと一緒に作って広げていったんですよね?

【会】 はい、30年前から始めました。その当時植えた「大石」という品種の木も1本ですが残っています。

【名】 今は何本くらい植えてるんですか?

【会】 300本くらいで、プラムプルーン合せて25種類くらいあります。

【名・佐】 えー!そんなにあるんですね!知らなかったです。

【名】 品種の話がでましたが、みなさんオススメな品種はありますか?

【佐】 私はやっぱり皆さんにオススメしたいのが「ハニーローザ」ですね。木も他の品種と比べてたくさんあるし、完熟はほんとに甘くて美味しいので、プラム初心者さんにも食べやすい品種だと思います。

【名】 会長はいかがでしょうか?

【会】 そうですね~、一般的には「ソルダム」が良いかと思いますね。結構甘い品種なので好きな人が多いかと思います。酸味がある方が好きな方は「大石早生」も良いと思いますよ。一度食べると、ほんとファンになる方が多いです。

【名】 プラムはほんとコアなファンが多いですよね~。知ってしまったらファンになるっていう。

【佐】 固定のファンが多いですよね。

【会】 しかも今年のすももはほんとにたくさん実が付いて、これだけついた年はないかもしれません。まあこれには秘密があるんですがね。

【名】 ヒミツ・・・たしかにたわわに実ってますもんね!去年は生憎の不作年だったので、切望していました!

【佐】 是非沢山の人に来て食べていただきたいです。

【名】 そしていろんな品種を食べ比べできるのはくだもの狩りならではですよね。では最後にブログをみていただいている読者の方にメッセージをお願いします。

【会】 完熟プラム・プルーンの美味しさをしってほしいです。こんなに完熟して甘いものを食べれるところは少ないと思うので。

【佐】 自分もここにきて食べてこんなに美味しいんだってファンになったので、お客様にもその感動を味わっていただきたいです。夏の果物で酸味もほどよくあってさっぱりしてるし疲労回復にもなるので、暑い夏を乗り切るにもってこいの果物だと思います。

【名】 佐々木さんは農園のプラムを使ってジャムも作ってますしね。

【佐】 (笑)売店で販売してまーす!是非合せて購入して下さいね!

【会】 プラムのジャムはほんとに美味しいですよ。やっぱりジャムも程よい酸味がないとね。

【名】 果物狩りをしたことないお客様にも、ほかの狩りと比べて少しお安い分手軽に楽しんで頂けるのではないかと。くだもの狩りの魅力を知る良いきっかけにもなればいいなと思います。

【名】 語り過ぎてきりがないので、そろそろ終わりにしようと思います!本日はどうもありがとうございました。

【会・佐】 ありがとうございました!

座談会後、会長がハニーローザを試食させてくれました。会長好みの硬めのすっぱめ・・・甘めの柔らかめが好きな名原にとってはもうちょっとあとに収穫したい感じでした。

基本的に食べる専門の2人・・・平田ごはん大使の名原にとっては至福の時です。





「会長~みんな~~まだ~?」
ころちゃんは待ちくたびれてました・・・笑
固めで酸味が強めが好きな方は6月末~7月第1週目、中間~甘めが好きな方は7月中旬~下旬がオススメです!詳しくはお問い合わせ下さいませ♪

st_nabara1

このブログを書いた人
名原 佑果